夫×妻=家事

家事は、大きく分けると、料理、洗濯、掃除・片づけ、育児・子育てがあります。その4つの場所をつなぐのが、家事をするときの移動を線で結んだ「家事動線」です。

一日の暮らしの流れを考えながら、4つの場所のつながりを整え、短い家事動線でつなぐと、誰でも楽しく家事に参加できる「共家事」ライフが実現します。

Theme 1
動 線

みんなの通り道や行きやすい位置に家事の空間を設けると、家事効率がぐんとアップ。みんなが家事に参加しやすくなります。

  • ● 行ったり来たりをなくす
  • ● 一連の作業は流れるように
  • ● 来客の際の動きを考慮する

Theme 2
料 理

みんなで楽しく料理できるように、ぐるぐる回れるキッチンにすると動きやすくなります。レイアウトは調理と後片づけの流れを考えて決めましょう。

  • ● 料理の流れを止めないレイアウト
  • ● 隠せる場所があると便利
  • ● キッチンはふさがずオープンに

Theme 3
洗 濯

洗濯には、〈洗う〉〈干す〉〈取り込む〉〈たたむ〉〈しまう〉といった一連の作業があります。それらが効率良く運ぶようにすると、作業がスマートにはかどります。

  • ● 「洗う」から「しまう」までの一連の流れ
  • ● たたむ場所を決める
  • ● 雨の日の物干し場をつくる

Theme 4
掃除・片づけ

取り出しやすく、しまいやすい収納にすると、片づけがらくで、部屋が散らかりにくくなります。また、設備や建材は「汚れにくさ」も考慮して選ぶようにしましょう。

  • ● 収納はみんなが使いやすい場所に
  • ● 分散収納と集中収納
  • ● サッと隠せる場所の確保

Theme 5
育児・子育て

子どもの様子に目配りできるオープンな共用スペースを基本に、家族で一緒に読書や勉強のできる場所をつくると、親子のふれあいが増えて、子育てが楽しくなります。

  • ● 子どもを見守れるキッチン
  • ● みんなで勉強できるスペース
  • ● 自分で片づける習慣づけ