災害への強さ|風雨に強い

耐風性

大型台風や竜巻など
風雨にも耐える

コンクリート住宅「パルコン」は

超大型台風や突風にも
耐え抜く。

コンクリート住宅「パルコン」は、
その構造から耐風性能も非常に高く、
台風や竜巻等の風圧にも余裕で耐えられます。

Palcon QUALITY

■耐えられる風圧力に対する比較イメージ

POINT

木造住宅の10倍相当の耐風性能。
暴風や突風、竜巻にも
心配はいりません。

地震力の大きさは建物重量に比例し、風圧力の大きさは風が当たる外壁面積に比例します。 一般に重量が大きい鉄筋コンクリート造は地震力に耐えられるように設計された結果、風圧力には余裕で耐えられます。同じ規模で外壁面積が同等となるコンクリート住宅「パルコン」と木造住宅では、耐風性能の差は10倍相当にもなります。

※当社設定のモデルプランのデータにもとづく値であり、建物形状等によって異なります。

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コンクリート住宅「パルコン」は
水平耐力295kN/mだから、超大型台風でも安心。

風により建物に加わる力は、建物の構造に関係なく風が当たる面積で決まります。例えば、幅8m程度の2階建住宅に60m/秒の強風が吹きつけた場合、建物全体には約8t(約80kN)もの力が加わることになります。

コンクリート住宅「パルコン」の壁のコンクリートパネルは水平耐力29.5t/m(295kN/m)であり、長さ1mで60m/秒の風圧力の3.7倍相当の力に抵抗するという計算になります。これに対して、木造住宅における壁倍率5※1の耐力壁の水平耐力は14.7kN/m※2、約5.4枚※3(約5.4m)以上ないと60m/秒の風圧に耐えられません。

同面積の壁に風速60m/秒の風が吹きつけた場合の比較イメージ

60m/秒の風圧にも余裕で耐える、コンクリート住宅「パルコン」のコンクリートパネル。壁コンクリートパネルの水平耐力は、木造住宅の壁倍率5の耐力壁の20倍相当、超大型台風や突風にも耐え抜きます。

パルコン 壁パネル

木造住宅耐力壁(壁倍率5※1

  • ※1壁倍率は、地震や風に対する安全性を確かめる簡略計算(壁量計算)に用いられる値。長さ1mの壁の強さが1.96kNに相当する場合を壁倍率1、上限を壁倍率5としています。
  • ※2水平耐力(降状耐力)は、壁倍率×1.96kN×1.5で算出します。壁倍率5の耐力壁の場合は、5倍×1.96kN×1.5=14.7kNとなります。
  • ※3風圧力80kNに対して、80kN÷14.7kN≒5.4枚となります。
  • ※4壁倍率5の耐力壁の水平耐力14.7kN/mに対して、295kN/m÷14.7kN/m=20倍となります。
  • 【N(ニュートン)・kN(キロニュートン)】国際単位系(SI)における力を表す単位。1Nは1Kgの質量の物体に1m/s2の加速度を生じさせる力であり、約0.1kgに相当し、1kNはその1,000倍となります。

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POINT

台風の多い沖縄県で選ばれる
鉄筋コンクリート住宅。

国が定める基準を超える風でも、コンクリート住宅「パルコン」の構造体はびくともしません。台風の多い沖縄県では、9割を超える建物が鉄筋コンクリート造です。

※総務省統計局平成25年住宅・土地統計調査結果より。

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なぜ沖縄県の家は9割がコンクリートなのか?

勢力が強い台風が度々接近する沖縄県では、ほとんどの住宅が暴風に対し圧倒的に強いコンクリート造で建てられています。歴史を遡れば、米国統治下に戦後復興のための応急仮設住宅が多く建てられましたが、度重なる台風が沖縄県を襲い(1948年「台風リビー」、1949年「台風デラ」「台風グロリア」)、ほとんどの応急仮設住宅が崩壊。さらには、亜熱帯気候特有の白蟻被害※1により多くの建物が被害を受けました。そこで、当時米軍基地内で建てられたコンクリートブロック造の住宅が台風の被害がほとんど無かったことや、基地建設によるRC技術の蓄積により、沖縄県の住宅は、木造からコンクリートブロック造、鉄筋コンクリート造へと移行。現在では、沖縄県の住宅の93%※2を鉄筋コンクリート造が占めています。コンクリート造は沖縄の歴史・風土にとって、切っても切れない最良の工法なのです。

  • ※1日本全域に生息するヤマトシロアリに対し、南方系のイエシロアリは非常に大きな集団をつくるため白蟻被害は甚大なものとなります。太平洋沿岸の温暖な地域に分布し、近年温暖化の影響により生息域が北関東まで拡大しています。
  • ※2総務省統計局平成25年住宅・土地統計調査結果より。

「猛烈な台風」が接近しても沖縄県での被害が小さい理由。

地球温暖化が進み、最近では2019年の台風15号、19号のように沖縄県だけでなく、日本列島が「猛烈な台風」に襲われるリスクが高まっています。台風の発生域が近く海面水温の高い沖縄では、最大瞬間風速70m/秒以上が複数地点で度々観測されており、1966年に日本観測史上2位の最大瞬間風速85.3m/秒が宮古島で観測されました。近年、首都圏や九州で甚大な被害をもたらした台風と比べても、勢力は桁違いであるにもかかわらず、沖縄県では台風による家屋損壊等の被害が極めて小さく抑えられています。その理由は「建築物の殆どが耐風力の高いコンクリート造」、「強風に対する十分な備え」、「山岳地帯が無いため豪雨による水害が発生しにくい地形」などが挙げられます。

■ 沖縄で記録された最大瞬間風速

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建築基準法で定められた基準風速を満たすだけでは、
これからの猛烈な台風には耐えられない。

平成12年5月19日に改正施行された建築基準法第87条風圧力では、過去の台風の記録に基づき全国各市町村に基準風速が定められました。沖縄県が全域46m/秒に対し本州では30m/秒~38m/秒となっており、この基準を満たしていても、今後発生する猛烈な台風には対応できない可能性があります。これから住宅を建築する場合は、沖縄県と同規模の台風直撃を想定しなければなりません。

■ 基準風速 建築基準法施行令第87条第2項に基づき設定

平成12年建設省告示第1454号「Eの数値を算出する方法並びにV0及び風力係数の数値を定める件」より

  • ● 各地域毎に、平均的な地形の地上の高さ10mにおける50年に1度の確率で発生する年最大風速をいう
  • ● Vo:その地方における過去の台風の記録に基づき風害の程度その他の風の性状に応じて30m/秒から46m/秒までの範囲内において国土交通大臣が定める風速

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コンクリート住宅「パルコン」は

多種多様な
自然災害に耐え抜き、
大切な生命や建物を守る。

強固に一体化された構造が、
様々な自然災害に対して、
優れた安全性能を発揮します。

 大型台風に伴う暴風雨と飛来物にも耐えたパルコン

Palcon QUALITY

台風だけでなく、様々な自然災害に対しても優れた安全性能を発揮するコンクリート住宅「パルコン」。建物全体が強固に一体化されているため、突風にもびくともせず、津波や土石流にも流されなかった実績があります。

推定瞬間最大風速109m/秒の竜巻にも耐えたパルコン

東日本大震災による激しい津波にも耐えたパルコン

Palcon 絶強 コンクリート住宅